多動症は薬で治すことができる?薬物治療で使用される薬は安全?

多動症に用いられる薬はどのようなものがあって、どれくらいの効果があるのでしょうか?

多動症は落ち着きがなく、じっとしていることができないなどの発達障害ですが、症状によっては社会生活を送るのも困難な人もいます。

薬を使って多動症の症状を和らげ、生活しやすくすることもできると言われていますが、障害を薬で治すことなんてできるのでしょうか?

また、薬で治療するとなると気になるのが副作用ですよね…

多動症を緩和させる薬物治療を行うことで起こり得る副作用についてもまとめました。

多動症の薬物治療に使用される薬とは

多動症はドーパミンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質が少ないことから、多動症などのADHDを発症すると言われています。

そのため、多動症の薬物治療を行う際には神経伝達物質を活性化させる成分が配合されている薬を使用しますが、どのような薬が処方されるのでしょうか?

・コンサータ

成分名はメチルフェニデートと言い、日本で初めて多動症の治療薬として認められた薬です。

中枢神経を刺激し、ドーパミンやアドレナリンを調節する効果があります。

・ストラテラ

成分名はアトモキセチンで、こちらもコンサータと同じく、多動症を神経伝達物質を活性化させることができますが、この薬は効き目が出るまでに約1か月かかります。

効き目が出るまで時間はかかりますが、効果が出始めると24時間効果が持続することができます。

多動症の薬物治療を行う際にはほとんどの場合、この2つの薬を処方されます。

これだけ成分効果が期待できる薬ですが、その反面副作用が出ないかどうか心配になりますよね。

副作用を発症した場合、どんな症状が出るのでしょうか?

多動症の薬物治療で起こる可能性がある副作用

医薬品なので、もちろん副作用が出る可能性はあります。

それでは多動症の薬物治療ではどのような副作用が起こる可能性があるのでしょうか?

コンサータの場合は頭痛、食欲不振、寝つきが悪くなると言われています。

この薬をまだ飲み慣れていない初期の頃は副作用を起こしやすいのですが、飲み続けていくことで副作用が徐々に出にくくなります。

また、ストラテラの場合も飲み始めてすぐの頃に食欲不振を起こしやすいと言われていますが、コンサータと同様に飲み続けていくうちに副作用の症状はかなり軽くなります。

もちろん薬を飲んだら必ず副作用が出るわけではありませんが、薬物治療を始める前に副作用の症状については必ず確認しておきましょう。

薬物治療中に起こる二次障害とは?

多動症の薬物治療中に起こりやすい二次障害とは一体どんなことなのでしょうか?

症状を緩和させるために病院に通って薬物治療を行っているのにもかかわらず、症状が安定しないなどの精神的ストレスから鬱、不安障害、引きこもり、依存症などを引き起こしてしまう可能性があります。

薬を飲むのは多動症の方本人ではありますが、薬物治療を行うなら必ず家族や友人のサポートが必要です。

症状があまり変わらなくても焦らずに自分のペースで薬物治療を行っていきましょう。

摂取方法を間違えないように!

多動症の薬物治療で使用される2つの薬は持続時間や1日の服用回数が異なります。

つい飲み忘れをしてしまうこともありますが、急に薬を飲まなくなると症状がさらに悪くなってしまう恐れもあるので、きちんと毎日決まったタイミングで治療していきましょう。

多動症の治療はもちろん薬だけでなく、心のサポートも必要です。

一人で治療を進めようとすると多動症だけでなく、二次障害を引き起こす可能性も。

周囲の人に多動症の症状について理解してもらい、薬だけに頼るだけでなく、家族や友人、専門家と一緒に積極的に治療に取り組んでいってくださいね。

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